この記事では、サウナーがうざいと思われる原因について解説していきます。
サウナ嫌いがサウナーに対して「うざい」と思う理由
まずはサウナ嫌いの人がサウナーを「うざい」と感じる理由を、世間の声を交えていくつか紹介します。
サウナハットがうざい
サウナーからするとでサウナハットを被るのは当たり前ですが、まだまだ使っていない人のほうが多いですよね。
サウナハットを被っているサウナーはどうしても周りから「ガチっぽく」見えてしまい、近寄りがたい雰囲気が出ているのかもしれません。
サウナハットが欲しくなってきたけどガチ感が出ルノがなんか気恥ずかしいよねー、と思いながら検索してみたら、サジェストに「サウナハット うざい」とか「サウナハット キモい」とか出てきた。やはりそういう扱いなんか。
— ニロ / ジロ (@nilo_jiro) October 16, 2022
最近、サウナに目覚めて今日も都内のサウナに行ったんだけど、サウナハットって被った方がいいんだろうか。
率直にダサいのだが。 pic.twitter.com/v96br24Cyg— bulky (@bulky168) March 20, 2022
サウナハットについて
好き嫌いの話は置いておいて。
「目立ってる」ことだけはわかってほしいビショビショのままサウナ入る、掛水掛湯しない、サウナの中で大声で話す、ハットを水風呂で洗う←全部実話です
ハット被るなら、サウナってこう入るのよ!ってくらいのマナーの良さを見せつけてほしい
— いし (@t_ishi_bs) July 4, 2020
サウナハットを被っていることで、行動が目立つ点も冷たい目でみられる原因かもしれませんね。目立っているからこそ、やりすぎなくらいマナーよく利用したほうがよさそうです。
昨今、空前のサウナブームにより、サウナを利用する人が増えましたよね。 また、サウナブームに乗じてサウナアイテムも続々と誕生しています。その代表格ともいえるのがサウナハット。 実はこのサウナハット、サウナ愛好家たちの中で物議を呼ん[…]
サウナーの“整う”がうざい
“整う”という表現はサウナーならではの表現ですが、実際にどういう状態なのかは個人差があることが多いです。
また、複数人のサウナー集団同士で“整った”かどうかを確認しあっている現場もよく目にします。
サウナはのんびり他人を気にせずに入るものなので、その光景を見た人からうざいと思われてしまうのかもしれません。
サウナハラスメントというのがあるらしい
整うから良いからと興味ない人に勧める
うざい 貴方の好きなんて知らない
ハラスメントが否かって日頃の行い信頼関係につきる
気をつけなきゃって思いながらも、皆に良かったんです〜って言ってしまう 個人的意見
ですBBAのって締めくくってる大丈夫?笑— ポーちゃん🪞🌈 (@ykhssy) August 4, 2023
あの最近テレビでよく見る整う警察がうざい
— うにゃち (@imagawa_u) June 14, 2023
最近サウナ人が多くなって。うざい。
整うとかいつから言い出したんだ?
サウナ歴長い私には なにユーとんねんのレベル。
何が整うじゃww 笑わせるな。— hime_kunntounokai (@llllrunrunllll) March 7, 2022
確かに、曖昧な感覚をこれ見よがしに「整う」と言っているサウナーは、傍から見たらアホらしく見えるのも理解できます。
“整う”は誰が言い出した?
ところで“整う”は誰が言い出したのでしょうか。最初に“整”うと”言い始めたのは、サウナ愛好家のブロガー、濡れ頭巾ちゃんです。もともと、地元の北海道旭川市のサウナ愛好家たちの中で生まれた言葉で、多幸感を言語化したものだそう。
その後、「サ道」の作者であるタナカカツキさんが、SNSで“整う”という言葉を見つけピックアップしたことで一気に広まりました。
常連がうざい
たまに田舎の小さなサウナに行ったり、有名なサウナに行ったりするとサウナ内でサウナの常連客同士が大声で喋っていることがあります。
ゆっくり入りたいときやリラックスしたい時ときにはうざいと感じることが多いかもしれませんね。
ロウリュウあるサウナだとロウリュウタイムに常連っぽいおっさんが我が物顔で陣取りだすからうざい
— まぐろ軍艦 (@kerokero_chime) July 19, 2020
サウナにいる常連ぽいばばぁさん本当うざい
しかしここを笑顔で流せるようになることで、人付き合いの勉強をしてるんだとグッと堪えるのであります— あっちゃん (@castor_0613) February 6, 2022
“意識高い系”のサウナー好きがうざい
日常生活の中でも、“意識高い系”の人たちからは近寄りがたいオーラが出ていますよね。
サウナーの中にも似たような種族の人たちがいて、彼らはサウナでの自分の行動が最適解だと思い込んでいるので、グッズやオススメのサウナをゴリ押ししてきます。
また、いかにもITベンチャーに勤めていそうで、キレッキレサラリーマンのような雰囲気を出している若者も、サウナでよく見かけますよね。
意識高い系のサウナのやつは「俺の好きなものを品川(品川祐)が語りだした」時のうざいアレに似ている。
— さらしる (@sarasiru) May 31, 2021
ラクーアの混浴サウナで意識が高い系のベンチャーの若い男の子たち、社内の話だだ漏れだったし、コンプラ意識の薄さに危機感は抱いた方がいいんだろうなあとは思う🤑
— まみぱふ。 (@pafuotasu) August 19, 2020
最近のサウナブームに乗っかって大挙してやってきた意識高い系ビジネスパーソン達を冷淡な目で見つめている、奴隷商を営む近所のおじさん、痴皇さん。 pic.twitter.com/PFcqSjAVxK
— — (@threehyphens) August 30, 2021
大学生をはじめとした若者がうるさい
サウナブームの影響もあり、最近は若者の利用も目立つようになりました。
大学生をはじめとした若者は群れると騒ぎがちです(もちろん全員が、というわけではありません)。しかも一度に3~5人くらいで行動するのでずっとうるさいこともあります。しかし、それを注意するのもまたうざい客の1人になってしまいそうで……。
雑音が気になる方は耳栓の着用がおすすめですよ。
売り出してない系のふっるい地元密着型のサウナあり銭湯が好き、通ってた十条の銭湯も有名になってきてからは混みすぎてる&うざい大学生、DQN多めで行ってない、菊名にある銭湯は最高だった
— けいしょう (@keisho5353) September 4, 2022
サウナが流行ったせいで平日でも人多いし整い椅子占領してテレビ見てる大学生居るしまじで大衆銭湯サウナ終わりだわ
めちゃくちゃうざい— 雅 (@myv_sk) July 27, 2023
昨今のサウナブームにより、私の周りにもずいぶんとサウナが好きな人が増えました。 かつては、「おじさんの場所」というイメージが強かったサウナですが、最近ではドラマ「サ道」や有名人の影響で10代、20代の利用者も増えてきています。 […]
人が多すぎるのがうざい
有名サウナや大型のスーパー銭湯は人が多く、それだけでうざいと感じる人もいます。
サウナに入るのに並び、水風呂に並び、外気浴に並ぶ……。リラックスしにサウナに入っているのに、ストレスが溜まってしまいますよね。
また学生が多いと、大人数で行動するので更に混みます。諦めて並ぶか、少しでも高いお金を出して、人が少ないサウナを選ぶか……。
ブーム前からサウナ好きだったから、ブームは終わってくれた方がいいなーと思う。最近どこも混みすぎhttps://t.co/wPlxuibNkp
— ハシケン@CX-8 GJ (@hashiken716) October 28, 2023
サ室混み混みな中でロウリュうざいw
反動で貸し切りしなくても静かに少人数サウナできるブーム到来してしまった(^^)— つかたん@🎀🐿都会に近い半都会ぐらいで静かに暮らしたい人 (@tsukasa_hamu) February 5, 2022
サウナーのあれこれにうざいと思っている人は多いようですね。
「サウナーがうざい」と思われるようになったのはサウナブームの影響?
サウナーがうざいと思われる理由のほとんどは、第3次サウナブームの影響だと予測できます。
では、第3次サウナブームとサウナーがうざいと思われるようになった関係性を解説していきますね。
データから見るサウナブーム
第3次サウナブームとは、2010年頃から徐々に広まっていったとされています。
ただし、爆発的なブームが起きたのは2019年、ドラマ「サ道」の放送開始です。サ道が放送されるやいなや、サウナの魅力はまたたく間と広がり、芸能人やインフルエンサ―などがこぞってサウナを利用するようになりました。そこから、おじさんが利用するイメージだったサウナが、老若男女から愛されるリラクゼーション空間へと変わったのです。
特に2021年から2022年にかけてはサウナの利用者数は増えており、またサウナ利用者の4人に1人が個室サウナを経験しているデータもあります。
(引用:日本のサウナ実態調査2023|一般社団法人日本サウナ・温冷浴総合研究所)
サウナブームはなぜ起きた?
先述した通り、サウナブームの火付け役は2019年に放送された「サ道」でしょう。
今までのサウナの入り方とは異なり、“水風呂”にフォーカスしたため、サウナ→水風呂→外気浴の流れで入ることが気持ち良いと実感した人たちがハマっていったと思われます。
そこから、サウナストーンにアロマをかけて楽しむ「ロウリュ」や、タオルなどで風を送って、体感温度を上げる「アウフグース」など、サウナでの楽しみ方も増えました。
サウナの種類も完全個室サウナや、スタイリッシュなデザインのオシャレな雰囲気のサウナ、古民家を改修して作られたサウナなど、多彩なサウナが登場しています。
昨今のサウナブームにより、色々なサウナを見かけることが多くなりました。 ひとえにサウナと言っても、ドライサウナやフィンランドサウナ、ミストサウナなど、種類によって、温度や湿度、また効能が変わってきます。 今回は、13個のサウナに[…]
「サウナブームは終わり」との声も
日本中で巻き起こったサウナブームですが、終わりが近づいているのでは?という声もあります。
そう言われている理由は3つです。
- サウナの店舗が増えすぎた
- 利用者が増えた結果、本来のサウナの価値が得られなくなってきている
- エネルギー高の影響による経営難
1つずつ解説していきます。
サウナ店舗が増えすぎた
サウナの出店数は、2022年から2023年にかけて2,000店舗も増えています。
特に都内では、毎週のように新しいサウナがオープンしています。
サウナが増えるのはいいことじゃん!と感じる方もいるでしょうが、よいことばかりではありません。
どの業界でも同じですが、店舗が増えれば、その分事業者同士の競争も激化します。それによって、利用者の食い合いが発生します。
プライベートサウナや、浴槽がなくサウナ・水風呂のみを設置しているところなど、これまでにはなかった「特殊性」で差別化を図る施設もありますが、似たような施設は既に多くあり、このような施策もいずれ頭打ちになるでしょう。
その結果、十分に顧客を獲得できない施設は経営が厳しくなり、淘汰が進んでいくと予想されます。
利用者が増えた結果、本来のサウナの価値が得られなくなってきている
新規のサウナが市場に多く出回ると、サウナに行く人が増え、サウナが混み、そもそものサウナの体験価値や希少性が薄れることになります。
また、一時期のピークは既に過ぎ去ったとの意見もあります。あらゆる物価高と節約が叫ばれる現在、1,000円前後の支出となるサウナ利用は「贅沢品」と感じる層も増えています。
エネルギー高の影響による経営難
サウナを運営するには、想定以上に費用がかかります。テナント代、サウナ設備費用、光熱費など利用しているだけでは気づかないほどのお金がかかっているのです。
特にエネルギー高が続いている昨今の状況は、光熱費の支出が大きいサウナ施設にとって向かい風です。
現料金を維持したまま運営するのは厳しくなってくると予想できます。
料金が上がれば、利用者の利用頻度や利用者数自体が減っていくでしょう。近い将来、サウナは「高級品」といった認識に変化していき、自然とブームの熱は鎮火していくかもしれませんね。
(参考:“サウナブーム”終焉か? 「タピオカブーム衰退」とのある共通点|ITmedia ビジネスオンライン)
「サウナーがうざい」と感じる人でも楽しめる方法は?
サウナーがうざいと感じている人でも、サウナを楽しめる方法はあります。
ここでは「サウナは好きなのに、サウナーがうざくて行きたくない」と思っている方に向けて、効率良くサウナを楽しめる方法をいくつか紹介します。
プライベートサウナや個室サウナに通う
最近見かけることが多い個室サウナやプライベートサウナ。
その名の通りプライベートな空間でサウナを楽しめるので、ほかのサウナーの所作や言動にイライラすることがなくなります。
ここではおすすめのプライベートサウナを2つ紹介しますね。
泉サウナ
静岡市にある貸し切り専門の時間制サウナです。サウナはナチュラルテイストで、割と熱め。
静岡ならではのお茶のロウリュは、リラックス効果バツグンです。駅から近いので、観光のついでとして利用するのもありですよ。
(公式:泉サウナ)
Sauna N+
長野県の乗鞍高原にある予約制のサウナです。
大自然の中にあるロウリュ付きのバレルサウナでは、都会の喧噪を忘れて最高のリラックス時間を過ごすことができるでしょう。
水風呂も高原の水を使用しており、かなり冷たいです。大自然の中でのサウナ体験は誰もが一度は憧れますよね。
(公式:乗鞍高原アウトドアサウナ)
人が少ない施設や時間帯を狙う
サウナーが少ない施設であれば、ストレスの原因がそもそも減るので快適に過ごしやすくなります。
田舎の町サウナなどでは、時間帯によっては全く人がいないことがよくあります。
特に、平日の日中12~16時くらいもおすすめ。昼ですが利用者はそこまで多くなく、快適に過ごせるところが多いです。
また、テントサウナやホテルサウナも、施設のサウナに比べて金額が高いこともあり利用客は少ない傾向にあるでしょう。
自宅でサウナを楽しめる環境を作る
誰にも会わずにサウナを楽しめる方法です。主に3つ方法があります。
- 実際に自宅にサウナを作ってしまう
- テントサウナを購入する
- 温冷交代浴をする
1つずつ解説していきます。
実際に自宅にサウナを作ってしまう
賃貸だと難しいですが、庭などがある一軒家などでは自宅にサウナを作ることもできます。
いざ作るとなると、DIYが必要であったり電線や素材などの準備もあったりするため、プロの施工屋に頼んだほうが確実で安心です。
自宅用バレルサウナのおすすめ商品は以下からチェックしてみてくださいね。
テントサウナを購入する
賃貸の室内にも設置できる簡易的なテントサウナもあります。(賃貸契約によってはNGな物件もあり)
おうちDEサウナが提供しているテントサウナは、テント本体、ストーブ、サウナ〜ストーン2kg、温度計がついてなんと\80,000円で購入できます。
最大95℃まで熱くなるので、浴槽に水を張っておけば自宅でも十分にととのうことができるでしょう。
収入袋もあるので、キャンプなどへの持ち運びにも便利です。商品詳細は以下から確認くださいね。
温冷交代浴をする
浴槽にお湯を溜めるだけでも簡易的なサウナ体験ができます。
やり方は簡単。
- 自宅のお風呂で熱めにお湯を張る(43~44℃)
- 湯舟に浸かる(12~15分)
- 水シャワーを浴びる
- 内気浴or外気浴をする(ベランダ)
サウナー側も「うざい」と思われないような心がけが必要
サウナーがうざいと感じる方は、サウナーの意識が高い雰囲気やサウナにいる人の多さにうざさを感じているようです。
しかし、せっかくサウナが好きなのにサウナに行けなくなるのは残念ですよね。
サウナーとして、周りの迷惑にならないような振る舞いを心がけるのは大前提です。また、マナーの良い人が増えれば、自然とマナーの悪い人が悪目立ちするので、抑止にもつながります。
まずは、自分の振る舞いから再度見つめ直していきましょう。