サウナでのタオルの使い方4選!女性向けに体や髪への巻き方も解説

サウナに入る上で欠かせないものは何だと思いますか?サウナハット?サウナマット?人それぞれで異なる必需品……。

今回はタオルにフォーカスしていきます。サウナに入る上でタオルは万能で、ただ単に体を拭くだけではなく、色々な使い方ができます。

今回はそんなタオルの使い方を、男性だけではなく、サウナ女子にも向けて解説していきます。

サウナでのタオルの使い方1)髪や顔に巻く

サウナ内でのタオルの使い方は大きく4つあります。そのうちの1つが髪や顔にタオルを巻く使い方です。そもそも何でタオルを髪や顔に巻くと思いますか?この章ではタオルを髪や顔に巻く理由などを含めて解説していきます。

タオルを髪に巻くのは効果的?

何でタオルを髪に巻くのか……。それには大きく2つの理由があるとされています。

  1. 温度の上昇から守るため
  2. 髪の乾燥を軽減するため

1つずつ解説していきます。

温度の上昇から守るため

サウナ室では上にいけばいくほど熱がたまり温度が上昇します。そのため、頭部は体温が上昇しやすいとされています。タオルを髪や頭に巻くことで、過度な体温の上昇を防ぎ、のぼせたり熱中症になるリスクを軽減することが期待できます。

髪の乾燥を軽減するため

サウナのような高温多湿な環境は髪が乾燥しやすくなります。そうなると髪の毛がパサパサになり、枝毛や切れ毛が多くなったり、頭皮の乾燥によるかゆみやふけが発生する原因になってしまうとされています。

またそれを放置すると、最悪ハゲる原因になったりも……。

上記のように、髪にタオルを巻くことは効果的だといえますね。

タオルはサウナハットの代わりになる?

頭や髪を守れるならサウナハットじゃなくてタオルでも良いんじゃないの?と思う人はいると思います。実は私も、サウナに通い始めた時は同じように考えていたので、サウナハットの利用を避けていましたから(笑)

しかし、サウナハットとタオルでは完全に同じような役割で使うことはできないとされています。

もちろん、タオルをしっかり頭に巻いて、髪を覆えていれば頭や髪を守ることはできます。ですが、髪が長い人にとっては面倒に感じることがあるんじゃないでしょうか。また、使用するタオルの枚数も、サウナ室で汗を拭う用と頭に巻く用で2枚以上必要になります。

その点、サウナハットはそもそものデザインが頭部を保護するようになっていることから、髪も収納しやすいでしょう。また素材の点からも、タオルと異なり、通気性の良い素材が多いため過度な体温上昇を妨げる役割でも一躍買ってくれます。

使いやすさや好みによって、サウナハットかタオルを選ぶことは個人によりますが、サウナハットの方が効率的に頭や髪を保護することができるといえます。私も今ではサウナハットは欠かさず持参しています!

髪(頭)に巻くタオルは濡らすべき?

サウナに入っている時、タオルが水などで濡れていると気持ちよく感じますよね。水で濡れたタオルを髪に巻くとより気持ちよく感じたり……。私もよくやってしまうんですが、実はこれがハゲる原因になってしまうのはご存知ですか?

上記でも簡単に説明しましたが、髪の毛は実は熱に非常にデリケートなんです。特に髪が濡れている状態だと60℃前後で、ダメージを受けてしまうとされています。髪の毛がダメージを受けるとどうなるか。切れ毛や枝毛が多くなり、髪実が悪化してしまいます。その状態を放置していると薄毛やハゲの原因になると言われているんです。

そのため、サウナ室内で髪に巻くタオルは濡らさないほうがよいでしょう。

サウナでのタオルの使い方2)体に巻いて隠す

この使い方をしている人をサウナでよく見かけます。裸を見られるのが恥ずかしいと感じる人は多いと思います。体に巻いて隠すことで周りの目を気にせずに、サウナや外気浴を楽しむことができますよね。

サウナでタオルで隠すのはあり?なし?

結論から言うと、ありです。今まで色々なサウナを利用していますが、隠してはいけませんと明言されているサウナに行ったことがありません。

ですが、タオルを巻いたまま水風呂に入ったり、びちょびちょのタオルを巻いてサウナ室に入るのは、マナー違反なので注意しましょう。

サウナでタオルを巻く女性は多い?

タオルで体を隠すことでよりリラックスしてサウナを楽しめると考える女性が多いでしょう。また女性は男性よりも皮膚が薄いと言われているので、タオルを巻くことで皮膚が薄いとされる首や胸の辺りを保護する役割もあります。

サウナでのタオルの使い方3)汗や水滴を拭く

サウナでのタオルの使い方ではこれが一番ポピュラーかもしれません。汗を拭くことは基本的なことですが、肌をべたつきを改善してくれたり、汗が出やすくなり老廃物や皮脂汚れの排出の促進したり、またサウナ内の衛生面を維持する点でも効果的です。

注意点として、使用するタオルは洗ってある清潔な状態のものにしましょう。

サウナでのタオルの使い方4)お尻に敷く

サウナで他の人が座っていた場所に何も敷かずに座ることに抵抗がある人いませんか?実は自分がそうなんですが……。そんな時はタオルを敷きましょう!安心感もありますし、汗を吸収してくれる点からもオススメです。

今ではサウナマットというものもありますが、煩わしいと感じる人はタオルを敷いてはいかがでしょうか。

サウナでのタオルの巻き方

タオルを巻いてサウナで話す女性

サウナで顔や髪をタオルでぐるぐる巻きにしている人、たまにいますよね?実際にあの巻き方ってどうやるんでしょうか。

この章では、代表的なタオルの巻き方をいくつか紹介します。

髪や頭への巻き方

代表的なタオルの巻き方にはサウナーの中での名称があります。

  • 羊巻き
  • 忍者巻き

1つずつ解説していきます。

羊巻き

タオルを巻いている姿が羊に似ていることから羊巻きと呼ばれているタオルの巻き方を紹介します。耳を保護できる巻き方です。韓国ドラマなどで流行した巻き方のようですね!

一般的な巻き方を紹介します。g

  1. フェイスタオルを横長に置いて、1/3を折る
  2. 残りの1/3も重ねて折る
  3. 外側に向かって端をくるんと折り返す
  4. そのまま2~3会折り返す
  5. 完成!それを被る!

髪の渇きが早く、見た目も可愛い巻き方ですね!

忍者巻き

顔と髪を同時に覆える効率的なタオルの巻き方です。目、鼻、口を同時に隠している姿がまるで忍者みたいなんですよ!

自分はサウナハットが被れないサウナだとよくこの忍者巻きを実践しています。

一般的な巻き方を紹介します。

  1. タオルを片方が長くなるように頭に被せる
  2. 長めにしたタオルを持ち、口を覆うようにして耳にかける
  3. 反対のタオルを持ち、2でかけたタオルの中に入れ込む
  4. 完成!

目、鼻、口を守れる巻き方なので、ロウリュや熱波などが行われるサウナではよりオススメです!

【男性向き】腰への巻き方

男性が腰にタオルを巻く際の巻き方を紹介します。

基本的には、腰に水平に当てたタオルをきつくしばる巻き方になります。水に濡らしておくとしばりやすくなったり、しばったあとに内側か外側に少しまくるように折ると落ちにくくなります。

通常よりも薄くて長いタオルを使用すると巻きやすいのではないでしょうか。

【女性向き】体(全身)への巻き方

女性が全身にタオルを巻く際の巻き方を紹介します。

体にタオルを巻いて、巻いた後、胸の辺りを外側に折り返すと落ちずに巻くことができます。サウナ内で全身にタオルを巻くことはあまりないかもしれないですが、外気浴などでぜひ活用してみてください!

またサウナで使用するタオルでオススメが「MOKU」タオルです。

一般的なタオルよりも軽く、吸水性、速乾性に優れた素材でできています。

また長さも100㎝と長めにできているため、羊巻きや忍者巻きも余裕です。

まだお試ししていないサウナーはぜひ活用してみてください!

【FAQ】サウナのタオルに関するよくある質問

サウナって意外にルールが多かったり、マナーがしっかりしているイメージがありますよね。この章では、タオルに関しての疑問にお答えしていきます。

サウナへのバスタオルの持ち込みはOK?

結論から言うと、バスタオルの持ち込みはOKです。しかし持ちこんでいる人は少ないでしょう。そもそもサウナでバスタオルほど大きなタオルを使うことはあまりありません。

サウナに持ち込んだ場合、体を拭くためにもう1つ用意しなければならないので面倒にもなりますね……。

サウナでのタオルマナーは?

サウナ内でタオルを絞らないことです。自分の汗を拭いているタオルをサウナ室で絞ることは衛生面でもマナー違反です。

サウナで使用するタオルの枚数は?

サウナハットを持ち込んでいれば1枚で足ります。しかしサウナハットがなければ2枚必要になりますね。基本的にサウナで使用するタオルの枚数を制限しているサウナは無いでしょう。

サウナに持って行くタオルは何がよい?

サウナに向いているタオルにはいくつか共通点があります。

速乾性や吸水性に優れているものを選ぶと良いでしょう。また素材もできるだけ綿素材を選ぶと良いでしょう。

綿素材は吸水性に優れ、耐久性もあるので長く使える点もサウナ向きといえますね。

サウナではマナーを守って快適にタオルを使おう◎

昨今のサウナではブームの影響もあり、様々なサウナグッズが出回っています。しかしタオルはサウナに入る上では最も必要なグッズかもしれません。

ですが、初心者、上級者関わらず、タオルを使用する際はマナーやモラルを守ることが大切です。サウナ内では絞らない、水風呂に入れない、など解説した注意点を意識しながら、タオル1枚持って、快適なサウナライフを楽しみましょう!!